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幼児期に周囲からの愛情に包まれ、安心できる環境の中で育まれることは、子どもの成長にとってとても大切なことだと思います。
子どもが興味を示したときに経験させることで、好奇心を伸ばし五感で感じさせる。
周りの大人は、子どもが自ら考えやってみることで学び成長していく姿を見守る。
筑紫丘幼稚園は全力でそのお手伝いをします。
子ども達が大きく成長する一助になれば幸いです。
学校法人梅光学園 筑紫丘幼稚園
園長 谷 裕子
手・足・指を十分に使うことによって大脳が刺激され発達することは人類学者などによって実証されています。からだ作りの中でからだの諸機能が正しく発達することで、自分が思うように行動できる力が育つのです。具体的には、はだし、ハイハイなどのリズム運動、散歩、畑作り、体育遊び、針仕事、ぞうきんがけなどの手足を使う仕事などを取り入れています。
食事、睡眠、排泄などの生活習慣の形成が子どもたちの生き生きとした活動をうながします。そこで、家庭と園とが一緒になって一人一人の生活を見ることにより、基本的な生活習慣の確立をめざし、保育を行っています。
子どもは、遊びの中でたくさんのことを学びます。遊びを発展させるためには、自分達で考えたり行動することが必要です。自ら動き、発見し、工夫して遊んでこそ、意欲が生まれます。 その中で言語や技能、作り出す力が育ち、ひいては表現する喜びや豊かな知識の発達が促されます。また、子どもどうしで、役割を分担したり、決まりを守ることなどの社会性や思いやりが育ちます。そこで、“太陽と水と土にまみれて”しっかり遊びこむことを大切にしています。どろんこ遊び、水遊び、ごっこ遊び、おにごっこ、伝承あそび(こま、お手玉、あやとり、竹馬など)これら十分な活動と生活習慣の確立により、意欲、集中力、自主性が育ち、情緒の安定にもつながります。
子どもの教育を進めるとき、保護者と十分に連絡をとりあい、共に考え合っていくことはとても重要なことだと考えられます。そのために、家庭との連絡を密にし、あらゆる機会をとらえてお子様の様子を、クラスだよりや連絡帳等でお知らせしたり、また、保護者教師共に語り合える場としての懇談会なども大切にしています。 子どもは地域に生活しています。その地域の方々とあらゆる場を通して交流できるように心がけています。そのひとつとして、乳幼児の大好きなどろんこ遊びなどを十分にできるようにと小さいお子様に園庭を開放しています。